僕の生涯告白と理想の世界

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“アトピーは天からの贈り物である”

この言葉を聞いて、

あなたはどう感じたでしょうか。

人はアトピーをネガティブなものだと捉えがちです。

重度のアトピー持ちの人ほど、その傾向が強いように思います。

僕自身生まれた時からアトピーで、およそ20年間闘ってきました。

「俺って何でアトピーなんだろ・・・?」

「何でこんなに苦しまなくちゃいけないんだろ・・・」

死にたいと思うほど辛い経験もしたことで、アトピーを悪いものだと考えていました。

しかし、この一年のいろんな経験を通して、

僕のアトピーに対する考え方はガラッと変わりました。

すると、世界の見え方も変わったのです。

“深い谷底で苦しんだからこそ、得られたものがたくさんある、

かけがえのない財産を手にしたからこそ、今の自分がいる”

アトピーで精神的に辛い、

明るい未来を思い描けない、

そんなあなたに希望の光を灯してあげたい。

そんな気持ちでこの記事を書きました。

医者とか薬が治してくれると思っていた

僕は生まれてからの18年間、薬(ステロイド)を塗り続けてきました。

「医者の言うとおりに薬を塗っておけばいつか治る」

そう思いながら何のためらいもなく薬を塗り続けました。

なぜなら周りのクラスメートはそれでアトピー治ってるから。

しかし、何年経っても改善の兆しは見られず、

気づいたころには高校卒業を迎えていました。

人生を変えた出会い

春休みのある日、母から一冊の本をもらいました。

それが『9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方』(藤澤重樹著)です。

「9割の医者が知らないってどゆこと!?

そんなことあっていいの!?」

そのタイトルには衝撃を受けました。

また、“ステロイドや保湿剤はいらない”、

”風呂には入らなくていい”など、

内容も驚くようなことが多く、すぐに読破しました。

「この先生に会いに行こう、もうそれしかない!」

何かに引き寄せられるように、僕は東京に向かったのでした。

自分の力で治す

先生の話を聞いて、日本のほとんどの皮膚科医がいかに間違った治療をしているかを知りました。

今まで一万人以上のアトピーを治してきた彼の説明には、説得力が十分ありました。

「この先生なら信じられる、言う通りやってみよう!」

僕は、アトピー完治の方程式を教えてもらいました。

脱ステ×脱保湿+風呂断ち+日光浴+糖質制限+運動+開き直り=最強自然治癒力

薬(ステロイド)に頼らず、自分の力で治さなきゃなと思いました。

東京から帰宅後、早速先生に言われたことを実践しようと思い、ステロイド、保湿剤は全部捨てました。

しかし、当時の僕は「開き直り」つまり心構えがどれだけ大事かがわかっていなかったのです。

初めて味わった生き地獄

誰にでも経験があると思うのですが、脱ステを始めるとすぐさまリバウンドが起き始めます。

僕が脱ステを始めたのは、大学入学前の春休みでした。

リバウンドのせいで顔は赤くなり、見るからにめっちゃ辛そう。

肌を少しこするだけで粉みたいなやつが床に落ちていく。

そんな状態で大学の入学式を迎えたわけです。

(地元を離れ、一人暮らしをしていました)

だから、友達をたくさん作りたいのに、

「肌が汚ないと思われるんじゃないか・・・」

「話しかけて迷惑なんじゃないか・・・」

と思い、積極的に人間関係を築くことはできませんでした。

僕の描いていた”理想のキャンパスライフ”はそこにはなかったわけです。

リバウンドはそう簡単に乗り越えられるものではありませんでした。

どんなに先生に言われたことをやっても良くなっていく感じがしない。

「どうしたらアトピーって治るの? 

早く治したい! それ以外何もいらない!」

そう考えるようになっていた僕は精神状態がおかしくなり、なかなか眠れないようになったのです。

あまりに辛くて、泣きながら親に電話したこともあります。

「死にたい・・・」と思ったことも何度もあります。

でも、僕に死ぬ勇気なんてありませんでした。

そして何とかアトピーの苦しみに耐え続けること二か月、

周りの人に恵まれ、肌のキズは少しずつ消えていきました。

一回目のリバウンドを乗り切ったのです。

治った!?

大学一年の10月ころには、肌の状態もよくなっていました。

アトピーだったことが嘘だと思えるくらいに。

僕の生活は今までに比べてかなり充実していました。

心から信頼できる友人もできたし、女子と気軽に接することもできたし、合コンにも参加できました。

「痒みもない、体の悩みもない、

こんな人生を送りたかったんだ!」

これからも普通の学生生活をおくっていける、そう思っていました。

闘いの日々

しかし、そんな生活も長くは続きませんでした。

僕は建設学科にいたのですが、大学二年の後期から課題の難易度がドンと上がり、どんどん忙しくなっていったんです。

それに比例するかのように、アトピーも悪化していきました。

学校から帰宅した途端、急に痒くなる。

友人と別れて一人になった途端、急に痒くなる。

こんな謎な症状まで表れ始めました。

それでも、一番大事な課題には一生懸命取り組みました。

手を抜こうなんて、当時の僕には考えられなかったからです。

しかし、自分は精一杯やってるのに、僕の課題への評価は低いものでした。

「俺、建築に向いてないわ・・・」

だんだんそう思うようになっていきました。

それでも、単位を落とすわけにはいかないと思っていたので、止めたいと思いながらも、僕はアトピーの痒みと闘いながら課題に取り組み続けました。

神様、何で俺なんですか・・・?

2017年1月、冬休みが終わり、再び課題に追われる日々が始まりました。

いつものように学校で23時くらいまで作業をして、部屋に帰りました。

玄関を閉めてまもなく、例の謎の痒みが襲ってきます。

「いつものことか」と思っていたのですが、その日はなかなか治まらなかったのです。

しかも、次の日までに提出しないといけないレポートも終わっていませんでした。

朝型人間だった僕は、朝早く起きてやろうと思っていたので、その日は帰ってすぐに寝るつもりでした。

次の日・・・

自然に目覚めて時計に目をやると、10時をすぎていました。

明らかに講義に間に合わない時間です。

「おかしいな、目覚ましセットしたはずなのに」

二度寝したのかどうかもわからない。

でも、パニックにはならず、僕はむしろ冷静でした。

「あ、終わったわ・・・」

こんな感じでした。

身体面と精神面がこんな状態で単位なんてとれるわけない、もう止めようと思い、母親に電話しました。

母親に自分の思いをすべて吐き出しました。

すると母は、

「無理しなくていいんだよ?」

と言ってくれました。

その言葉を聞いた瞬間、嗚咽が止まらなくなりました。

「俺、いろんな人に迷惑かけてる・・・

何で俺がこんな目に遭わないといけないの?」

いろんな面で限界を迎えた僕は、後期分の単位をすべて落とし、休学することを決心したのです。

抜け殻のような自分

実家に帰ってからは、闘病生活のような日々を送っていました。

地元の友人と遊びたくない、というか自分の姿を他人に見られたくない。

だからバイトもしたくない。

まるで自分が抜け殻のようでした

毎日やることといえば二ートみたいに読書したり、DVDで映画観たり、そんなことばかり。

それでも読書は好きだったので、健康関連の本を読むなりして少しでも改善させようとはしていました。

しかし、どれも長続きしませんでした。

こんな生活を始めて二か月間、熟睡できた日もほとんどなく、アトピーはまったくよくならなかったのです。

このままじゃいけない

何をしてもうまくいかない

そんな人生を歩んでいる気がしたのと同時に、危機感のようなものが芽生え始めます。

「このままじゃいけない、環境を変えるしかない」

藤澤先生に相談したところ、ハワイに行けと言われました。

南国の気候が肌にいいということは、アトピー界隈ではよく聞く話です。

でも、パスポート申請に時間がかかるので、間をとって日本の沖縄に行くことにしました。

一人で沖縄へ

2017年3月末、那覇空港に到着しました。

あったかい風が吹いていて気持ちよかったのを覚えています。

別の世界に来たような、ストレスが一気に吹き飛ぶような感覚でした。

その日は、藤澤先生に紹介してもらった方に夕食をご馳走になりました。

アトピー界隈のことも知っている方で、特に食事(MEC食)についていろいろと教えていただきました。

その食事でアトピーが三か月で劇的に改善されたということも聞きました。

「それで治った人がいるんだから、自分もよくなるはず!」

そう思い、僕はその食事を続ける決心をしました。

沖縄でその食事を続けること二か月、

僕の肌は本来の力を取り戻していました。

「心」と「体」はつながっていた

アトピーを治した人がブログやメルマガに書いた体験談の数々は、僕にとってありがたい存在でした。

それらから学んだことと自分の経験から、強く言えることが一つあります。

それは、“「心」と「体」は深くつながっている”ということです。

心の持ちかた次第で、体は大きく変わります。

大学二年の忙しい時期、僕はあらゆることにおいて

“完璧でなくてはいけない”と思っていました

しかし、今思えばその心が自分の体を蝕んでいたんだと思います。

僕は頑張りすぎていたのです。

藤澤先生の言っていた「開き直り」の大切さがようやくわかってきました。

アトピーを治すためには、どんな逆境にも屈しない「竹のようにしなやかな心」を身につけるのが不可欠である。

僕がこの一年で導きだした結論です。

アトピーを通じて得られたもの

冒頭でも書きましたが、アトピーは悪いものだと捉えられがちです。

確かにアトピーは辛いですし、人によってはアトピーで失うものもあるかもしれません

僕は理想のキャンパスライフというものを失いました。

でも、今思えば大したことではありません。

なぜなら、辛い経験とひきかえに、かけがえのないものを得ることができたからです。

・苦しみを人一倍知ってるからこそ身についた「共感能力」

・どんな困難も乗り越えられるという「自信」

・逆境さえもチャンスと捉えられるしなやかな「心」

・健康(食事、睡眠など)や心理学などに関する専門「知識」

・休学中に出会った、いろんな生き方をしている「人」たち

・同じ価値観を持った仲間との「つながり」

僕が普通に生きていたら、これらはおそらく得られなかったでしょう。

“神様は、僕にアトピーを通じて大切な何かを与えてくれたんじゃないか”

今ではそのようにさえ思えてきます。

僕の理想の世界

アトピーで悩む人たちが、ストレスもなく笑いにあふれた幸せな生活を手に入れていく

それが僕の目指す世界です。

そのために必要なのは、「真の健康体」「竹のようにしなやかな心」だと考えています。

この二つに近づく

悩みがだんだん減って、生きるのが楽になってくる

いつの間にかアトピーが治る

人生がより充実していく

ここで言いたいのは、

アトピーを治すこと自体ではなく、医者や薬(ステロイド)に頼らずに「真の健康体」を手に入れることを目標にしよう

ということです。

脱ステ&脱保湿を始めて2年と8カ月。

再現性の高い治療法を実践し、自分の心のあり方を変えたおかげで、

僕のアトピーは改善の兆しを見せています。

いつ完治するかは僕にはわかりません。

また何かの拍子に悪化するかもしれない、

再びリバウンドが襲ってくるかもしれない。

でも、不安はありません。

なぜなら、自分が持っているものを信じているからです。

このブログでは、アトピーで苦しんでいる人に向けて、

「真の健康体」と「竹のようにしなやかな心」を手に入れるための

方法などを発信していきます。

あくまでアトピーの人に向けて記事を書くつもりだということです。

そして、自分に共感してくれる人とコミュニティを作って、一緒に理想の世界を実現させる。

それが僕の天命だと思っています。

最後に、僕が勇気づけられた言葉を紹介します。

弓を放つには、弓の弦を引かなければならない。

だから、目の前に問題が立ちふさがって、

後退を強いられているような気がしても、

それは実は、あなたをもっと大きな何かに

飛びたたせようとしている弓の弦なのだと思えばよい。

ー講演家、作家アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ

この記事を読んだ感想や僕への質問などがありましたら、気軽に連絡して下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!