アトピーの僕が二年糖質制限してみてわかったこと

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僕がお世話になっている皮膚科の先生がいるのですが、その方はアトピー治療の一環として「糖質制限」を患者さんに薦めています。

糖質制限、一時期流行りましたよね。 僕も二年ほどやってました。

それで、僕のアトピーはどうなったのかというと、まったくよくなりませんでした。

これは別に糖質制限で悪化したとかそういうわけではなくて、糖質制限の効果を実感できなかったという意味です。

さて、今回のテーマはアトピーと糖質制限です。

糖質制限はアトピー治療に本当に有効なのか、それに迫っていきましょう。

一般的な糖質制限の概念について

糖質オフという言葉がありますが、それは糖質を完全にカットするという意味でしょう。 誰にでもわかります。

でも、「糖質制限」ってかなり曖昧なんですよ。

人によっては、それができるだけ糖質を控えるという意味かもしれませんし、一日の糖質量を40g以下におさえるということかもしれませんし、糖質オフみたいに糖質をまったくとらないという意味かもしれません。

この曖昧さに、僕は疑問をもっています。

というのも、糖質をどれくらい控えるべきなのかは誰にもわからないのです。

例えば、糖質を40gにおさえるといっても、総摂取カロリーが1800kcalの人がやる場合と、1000kcalの人がやる場合では、意味合いが全然違いますよね。

そもそも糖質制限という概念自体が無意味なのではと思うわけです。

糖質制限の落とし穴

俗に言われる糖質制限では、とにかく糖質量を減らすことを目指します。

ですから、マヨネーズとかソーセージとかコンビニの唐揚げとか、そういった低糖質の加工品も食べていいことになっています。

チーズケーキやシュークリームなどの低糖質スイーツも適量ならOKです。

実際に糖質制限ドクターもこれらの加工品は食べるそうです。

ここに、糖質制限の大きな落とし穴があるんですね。

というのも、加工品をとることで腸内環境は悪化し、肥満になりやすくなることがわかっているのです。

特に揚げ物は腸内環境に悪く、体内の炎症を促進させますし、コンビニのスイーツにはマーガリンやショートニングなどの悪い油が含まれています。

糖質が少ないからといって、何の疑いもなく加工品を食べてしまっては本末転倒。

糖質制限派の人はここを見落としてるケースが多くてかなり危険です。

糖質制限実践者には老け顔が多い

「糖質は新型コカインだ!」とか「炭水化物が人類を滅ぼす!」とか、とんでも理論を提唱している糖質制限ドクターをテレビや書店でよく見かけますが、失礼ながら大体老け顔なんですよね。 中には肥満の方もいらっしゃいますし。

ここはオープンな場なので具体的は名前は伏せておきますが、彼らが糖質制限してない人たちに比べて健康だとは到底思えません。

例えば、N氏は今年の6月に体調を崩されています。

糖質制限の第一人者と言われているE氏は年齢の割にやたらと老けて見えます。

M氏はズボンのベルトがずり下がるほど腹が出ています。

F氏も肥満体型です。

W氏は実際にお会いしたときに、腕に湿疹のようなものが出ていました(僕の見間違えだったらごめんなさい)。

こんな人たちに「糖質制限は最強なんやー!」と言われてもねえ・・・っていう感じです。

一方で、糖質制限派の人たちにもやたらと若く見える人もいます。

糖質制限が合う人とそうでない人がいるのかもしれませんね。

でも、冷静に考えれば、ヒトの体は一人ひとり違うのですから、当たり前ですよね。

こういう理由から、糖質制限最強説はナンセンスだと思うわけです。

糖質制限で体調がよくなるのはなぜか?

しかし、そうはいっても糖質制限を実践した人の体調がよくなったというケースが多いのも事実です。

これは、小麦製品やスナック菓子などの加工品の摂取量が減ったためだと考えられます。

というのも、体に悪い食べ物って大体が糖質をたくさん含んでいるんですね。

つまり、糖質制限をすると結果的にカロリーの質が高まって、健康になれるというわけです。

しかし、別に糖質制限をせずとも、カロリーの質を高めることは余裕でできます。

葉菜類、根菜類、果物など、糖質を多少含んでいても体にいい食品は山ほどあります。

低糖質でも加工食品であるベーコンやハムやコンビニの惣菜を食べるくらいなら、それらのビタミン豊富なものを食べたほうが健康にいいと仮置きすべきでしょう。

繰り返しになりますが、糖質制限をせずとも健康にはなれるのです。

糖質制限を二年ほどやってはみた結果

先ほども書いた通り、僕は糖質制限(MEC食)を二年ほど実践していたのですが、大した効果は感じられませんでした。

MEC食には一日のノルマが一応あって、肉を200g、卵を3個、チーズを120g毎日食べるという内容なのですが、ほぼゼロなので食後に甘いものが食べたくなるんですね。 MEC食自体は美味しいのですが。

糖質制限(MEC食)ではアイスクリームやチーズケーキなどの低糖質高脂肪のおやつは許容範囲ということになっていて、僕は毎日最低一個は食後のデザートとしてそういったものを食べてしまっていました。

今思えば、なんて愚かなことをしていたんだと思います・・・

低糖スイーツには添加物が多いですし、コンビニのチーズケーキやシュークリームに関してはマーガリンという恐ろしいものが入ってますからね。

だったら、キウイとかブルーベリー食べとけっていう。

糖質制限最強説に完全に洗脳されてしまった自分が本当に愚かだと思います。

ガチ糖質制限すると人生損する

糖質制限最強説に洗脳されてしまうと、いろいろとよくないことが起こって、例えば友人からの外食の誘いを断りやすくなります。

外食はほとんどの場合、糖質のオンパレードですよね?

だから、脳が拒否反応を起こすわけです。

二年前は定食屋さんに行こうと友人に誘われることがあったのですが、糖質を避けたいがために断っていました。

(白米抜きにしてもらえばいいだけなのですが、一人だけそれを頼むのは気が引けます)

今思えば、あれはまったく健康のためになっていなかったと言えます。

なぜなら、ブリガムヤング大学の研究により、食事よりも人間関係のほうが、健康に及ぼす影響が2倍も大きいことがわかっているからです。

気の置けない友人との外食は楽しいものです。

それを断るなんて、自ら健康を遠ざけているようなもの。

もちろん外食の行きすぎはよくないですけどね。

「食事は美味しく楽しく」、健康の鉄則です。

目指すべきは“タンパク質重視”の食事

健康的な食事に唯一の正解はないのですが、おすすめなのが“タンパク質重視”の食事です。

タンパク質ってすごくて、満腹感が得られやすいし、代謝も上がるし、とにかく健康になりたかったらタンパク質を多めにとっておけば問題なさそうです。

糖質制限で健康になれるのも、タンパク質の量が増えることで暴飲暴食が減り、結果的にカロリーの質が高まるからでしょうね。

結論、目指すべきはタンパク質重視、脂質と糖質は適量、加工品はカット、こんな感じの食事です。

僕は今はアトピーのための食事というのは意識してなくて、それよりも手足の異常な冷えを治すために、体質改善を進めています。

そのためには、加工品の完全カットを最低一か月は続けないといけないんですけど、それはかなりの難問なので、タンパク質の力を借りて頑張りたいと思います・・・